【11/12大会】リッテワダ「セーマペッチ戦は一世一代のチャンス」
ムエタイ界有数のエキサイティングなアスリート、リッテワダ・ペッティンディーアカデミー(タイ)が、11月12日(金)の「ONE: NEXTGEN II」のONEチャンピオンシップデビュー戦で、そのスタイルを披露する。
リッテワダは、メインイベントで1位コンテンダー、セーマペッチ・フェアテックス(タイ)と対戦。タフなデビュー戦となるが、戦果次第ではバンタム級ムエタイのエリートアスリートの一員となるチャンスだ。
「ONEチャンピオンシップのような、世界的な団体に入るのは全ボクサーの夢だ」と、リッテワダは語る。
「自分の才能やスキルを見せたい。ONEには素晴らしいファイターがおり、自分の実力を世界に見せつけたい」
25歳のリッテワダは、バンコクのシーンでは名の知れた存在で、戦績は90勝25敗5分。ルンピニースタジアムで戦い、WMCムエタイ世界タイトルを獲得してきた。
これらのタイ国内での輝かしいキャリアに加え、世界の舞台で戦うことで国際的な評価を高めたいと考えている。
「ONEチャンピオンシップに参戦したいと思ったのは、素晴らしい対戦相手がいるから、そしてムエタイを世界に広めたいと思ったから」
「自分の階級の対戦相手は、みんなスキルが高い。タフな対戦相手になると思うが、そういう相手と戦うために、準備を重ね、ハードなトレーニングを積んできた」
ランキングトップの地位からもわかるように、セーマペッチはバンタム級ムエタイの最も優秀なアスリートだ。
3位コンテンダーのクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)や2位のロドレック・PK・センチャイムエタイジム(タイ)に勝利し、現ONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンのノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)に挑戦したこともある。
リッテワダは、「ONE: NEXTGEN II」でセーマペッチに勝てば、すぐさまこの階級のトップになることができるとわかっている。
「セーマペッチは、ランキング1位。対戦できることを嬉しく思えるし、一世一代のチャンスだと思っている」
「もし勝てれば、この階級のほとんどの選手と戦える。自信は100パーセントあるし、勝つチャンスがあると思っている」
ハードヒッターのセーマペッチは、過去2試合でフィニッシュを決めており、一方のリッテワダは過去8試合中7試合でノックアウト勝ちを収めている。
驚異的な戦績を有するリッテワダは、自身の武器でONEスーパーシリーズのベテランであるセーマペッチを乗り越えられると信じている。
「セーマペッチは強くてヘビーな打撃を持っている。一番の武器はヘビーで素早いパンチだ」
「(ONEのケージ)『サークル』で相手の弱点を炙り出さないといけない。相手のスタイルは十分研究したと思う。タイミング、スピード、フットワークを使って勝てると思う。それからキックも」
格闘技の本拠地ONEチャンピオンシップの世界タイトルを狙う2人のヘビーヒッター同士の壮絶な試合になることだろう。
リッテワダは、デビュー戦で盛大なアピールをしたいと考えている。ファンに名前を覚えてもらい、セーマペッチを相手に圧倒的な勝利を収め、注目の存在になりたいと。
「これは一世一代の試合で、セーマペッチ打倒へベストを尽くす。ノックアウトで倒して、ファンにも楽しんでもらいたい」
「もし勝てれば、ノンオーとの世界タイトルマッチのチャンスが得られると思う。すごく楽しみだ」
「ONEチャンピオンシップで披露するため、あらゆる打撃を用意している。サプライズになるだろう」
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