9月10日(木)ONE日本選手多数出場「Road to ONE:3rd」—メインは青木vs.江藤
ONEチャンピオンシップの日本を拠点とするアスリートが多数登場するイベント「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」が9月10(木)、ONEの公式配信パートナーの「ABEMA」でライブ配信される。ファンにとって、久々にONEの日本選手のエキサイティングな試合を見る機会になりそうだ。
ONEは、タイ・バンコクで事前収録された「ONE: A NEW BREED II」を9月11日(金)に配信するなど、7月から本大会を再開しているが、新型コロナウイルスの感染拡大防止ための渡航制限により、日本を拠点とするアスリートが参戦できない状況が続いている。
「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」では総合格闘技4試合と、ムエタイ、キックボクシングそれぞれ1試合、計6試合が行われる。
メインイベントは、元ONEライト級世界王者の青木真也と、ONEの人材育成、発掘のための大会「ONEウォーリアーシリーズ」出身の江藤公洋が対戦する。青木のバックボーンは柔道、江藤はレスリング。高レベルのグラップリング(組み技)技術のぶつかり合いが期待される。
セミメインイベントは、元ONEストロー級世界王者同士、ONE公式アスリートランキング1位の猿田洋祐と2位の内藤禎貴(のび太)の対決。両者とも今年5月に行われたONEのInstagramでの対談企画で、対戦を熱望し合う発言をしていた。
全対戦カードは以下の通り。
対戦カード
メインイベント/総合格闘技/ライト級
青木真也 vs. 江藤公洋
セミメインイベント/総合格闘技/ストロー級
猿田洋祐 vs. 内藤禎貴
総合格闘技/ウェルター級
手塚裕之 vs. グンター・カルンダ
総合格闘技/バンタム級
今成正和 vs. 根津優太
ムエタイ/ストロー級
朝陽 PK.センチャイムエタイジム vs. KING強介
キックボクシング/ストロー級
有井渚海 vs. 黒田直也
また、出場選手がイベント開催を前に、コメントを発表した。
青木真也 : 試合することも正解だろうし、しないことも正解だと思う。 個々に正解がある、そんな中で大会を開催してくれるABEMA、北野雄二に感謝の強い気持ちがある。 自分が納得するものを作りたい、自分が信じたものを作りたいという強い気持ちでやっているから、人の気持ちを揺さぶる試合を出来たらと思う。
江藤公洋 :今回、青木選手という格上の選手と試合をさせて頂くことになった。そこに対して、もちろん不安や恐怖心はある。しっかりそれを乗り越えて、それを試合当日に全力でぶつけられたらと思う。また、こういうコロナの状況だからこそ組まれたカードだと思っているので、その中で自分がどれだけ出来るのか、どれだけ力を出せるかだと思う。しっかり準備して戦えたらと思う。
猿田洋祐:自分が修斗の時代から、4年前にストロー級に階級を落としたきっかけはのび太選手と戦うことということだった。なので、そのカードが決まってとても嬉しく思う。ONEでの日本人対決は、なかなか難しいと思っており、コロナの影響でなかなか海外だからこそ実現したカードだと思っている。のび太選手に勝つことで(ストロー級元世界王者の)パシオ選手への挑戦権を得られると思う。しっかり勝って、壁を超えて、日本代表として日本のストロー級ナンバーワンとして、パシオ選手に挑戦したいと思う。
内藤禎貴:こんな(コロナの)状況の中で自分にオファーを頂き、ありがとうございます。(今年になってONE公式)ランキングが出来て、自分より上の選手と戦うことが出来ることをとても光栄に思う。期待に応えられるような試合をしたい。
手塚裕之:久々に試合ができるということを大変嬉しく思う。相手はアフリカの王者ということだが、インパクトのあるKOで私が勝ちます。どちらが本物のビーストか!?お楽しみに!
グンター・カルンダ:日本の皆さんこんにちは。 私はコンゴ民主共和国から来たグンターです。 南アフリカのEFCでチャンピオンとなり「ONEウォリアーシリーズ」に参戦中です。 兄弟とだけ練習している状況だったので、より良い生活、練習環境を求めて日来日した。 コロナで動けない中、幸運にも日本で試合が出来て感謝している。 相手はパンクラスのチャンピオンの手塚選手。 野獣と呼ばれているようだが、本物のBeastは一体どっちだろうか? アフリカでBeast達としのぎを削って来たのは私。 誰が本物のBeastなのかを今回分からせたい。日本の皆さま、見届けて下さい。
今成正和:健康に気をつけて極めて勝つ。
根津優太:コロナで大変な状況の中、オファーを頂きありがとうございます! まさか、やるとは思っていなかった今成選手ですが、これも何かの縁だろう。 観ている人たちの明日の活力になる戦いをできればと思う!
朝陽・PKセンチャイムエタイジム:またこのような大会に出ることが出来て嬉しい。前回出させて頂いたRoad to ONEもKO勝ちで良い試合結果となったが、今回はそれを超える試合をしようと思っているので、楽しみにしていてほしい。 応援よろしくお願いします。
KING強介:しぶとく勝ちにいく。
有井渚海:今、この時期に大きな試合を組んでもらい、凄く気合が入っている。対戦相手も強いが、僕は僕の試合をして勝つだけ!世界同時中継なので、僕の存在を認識してもらえるような試合にする。
黒田直也:出場するチャンスに恵まれた。必ず勝つ。
「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」配信情報
日時:9月10日(木)午後7時から(ライブ配信)
配信:ABEMA 格闘チャンネル(https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/B9cvnopsC438tP)