【9/22大会】ONE Friday Fights 34、ロッタンがスーパーレックを迎えて防衛戦
9月22日(金)に日本時間のゴールデンタイムで配信される大会「ONE Friday Fights 34」で、ムエタイファン待望のドリームマッチがついに実現することになった。
タイ・バンコクのルンピニースタジアムで行われる同大会のメインイベントで、ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)が、同級キックボクシング部門の王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)を迎えて防衛戦に臨む。
両者はタイのムエタイ界で20年近く活躍してきたが、対戦は初。
当初は今年3月の「ONE Fight Night 8」のメインイベントで、スーパーレックのONEフライ級キックボクシング世界タイトルにロッタンが挑戦する予定だったが、ロッタンが負傷のため出場を辞退した。
試合は実現しなかったが、その後は両者とも絶好調としている。
ロッタンは5月、世界最大の格闘技団体ONEの初の米国大会「ONE Fight Night 10」に出場。WBCムエタイ・インターナショナル王者のエドガー・タバレス(メキシコ)をノックアウトし、ONEフライ級ムエタイ世界タイトルの防衛を果たした。
この試合を通じて、米国のファンの大スターとなり、ONEと契約したばかりの武尊との対戦を熱望しているとコメントした。
一方、スーパーレックは「年間最優秀ファイター」に向けて快進撃を続けている。
「ONE Fight Night 8」ではロッタンの代理で出場したストロー級ムエタイ5位コンテンダーのダニエル・ウィリアムス(オーストラリア / タイ)を相手にベルトの防衛に成功した。
さらに、ルーツであるムエタイの試合にも出場。6月の「ONE Friday Fights 22」ではナビル・アナン(アルジェリア)に第1ラウンドKO勝ち、7月の「ONE Fight Night 12」ではタギール・カリロフ(ロシア)を相手に第2ラウンドTKO勝利を収め、2連続フィニッシュ勝利としている。
この数ヶ月は、ロッタンもスーパーレックも、タイ出身の選手にONEチャンピオンシップの全ベルトを保持してほしいと望んでいる旨を表明していた。
しかし、9月22日の対決では、ひとつだけ確かなことがある。どちらの選手が勝とうと、ONEフライ級ムエタイ世界王座はタイ選手のものとなるということだ。
唯一の疑問は、どちらがこのベルトを巻いてルンピニー・スタジアムを立ち去るか、というだけ。
「ONE Friday Fights 34」の詳細は今後もONE公式ホームページでお知らせする。