【11/9大会】ONE 169: Atlantaでロッタンが防衛戦、挑戦者はジェイコブ・スミス
ONEチャンピオンシップが11月9日(土)に米アトランタで初開催する「ONE 169: Atlanta」は、大注目のカードが加わり団体史上最大のイベントになりそうだ。
今回追加されたのは、ONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチ。現王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)が挑戦者のジェイコブ・スミス(英国)を迎え撃つ。同大会では、他にも世界タイトルマッチが3戦行われることになっている。
ロッタンとスミスは2022年5月、ONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準々決勝で初対戦。
当時ロッタンはフライ級ムエタイ世界王座の防衛に3度成功し、キックボクシングで無敗をキープし、打撃系格闘技の真のスターとしての地位を固めていた。
一方のスミスは圧倒的なパワーと超攻撃的な打撃スタイルで英国のムエタイ界で活躍し、大きな期待を背負ってのONEデビュー戦だった。
このときの初対戦ではスミスがロッタンに判定負けを喫したものの、世界有数の選手であることを証明するに十分な気合いと技術を見せつけた。
現在フライ級ムエタイの3位コンテンダーとなったスミスは、この競技の大スターであるロッタンと再び対戦する機会を得た。しかも今回はベルトがかかった戦いだ。
クリンチでも長い距離でも一級の技術を有するスミス。頂点に君臨し続けるロッタンを仕留めるだけの必要な資質はすべて備えていることだろう。
対するロッタンは昨年5月には米コロラド州デンバーで開かれた大会「ONE Fight Night 10」では、エドガー・タバレス(メキシコ)をノックアウトし、鮮烈な米国デビューを飾っている。
今回のリマッチではスミスを確実にノックアウトし、フライ級ムエタイ世界王座の6度目の防衛を果たすことで、米国のファンに改めてそのカリスマ性をアピールしたいところだ。
11月9日の「ONE 169: Atlanta」に関する最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。