【4/4 タイ大会】「ONE Fight Night 30」ヘビー級ムエタイ世界王者ローマン・クリークリャ、防衛戦でノウルズと激突!

4月4日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される「ONE Fight Night 30」のメインイベントは、二人の巨人ストライカー同士の激突だ。
ヘビー級ムエタイ世界タイトルマッチにて、王者のローマン・クリークリャ(ウクライナ)が挑戦者のリンドン・ノウルズ(英国)と対戦する。
ムエタイとキックの2競技、ヘビー級とライトヘビー級の2階級を制したチャンピオンがムエタイ王座の初防衛戦に挑む。
ウクライナのスーパースター、クリークリャは2019年にONE初参戦。6戦全勝5KOと圧倒的な強さを見せている。
クリークリャはデビュー戦でタリック・ケバベスをKOで下し、ONEライトヘビー級キックボクシング世界タイトルを獲得し2度の防衛に成功。その後はヘビー級に階級アップしONEヘビー級キックボクシングWGPで優勝した。
その後、クリークリャは4オンスグローブで戦うONEムエタイに挑戦。2023年12月にオーストラリア強豪のアレックス・ロバーツを2R KO勝利を決め、初代ONEヘビー級ムエタイ世界タイトルを獲得した。
キックボクシングとムエタイの2競技を制覇したクリークリャは4月開催の「ONE Fight Night 30」でONE重量級最強ストライカーの地位を固めようとしている。
対するノウルズはONE初参戦だが、クリークリャの磐石な足元をすくうに十分なスキル、パワー、経験を持っている。
38歳のノウルズは現WBCヘビー級ムエタイ世界チャンピオン。長い間、英国のトップムエタイファイターの一人として称賛され、プロで100戦近くの試合経験を持つベテランだ。
また、ノウルズは選手としてONEのスポットライトを浴びるのは初めてたが、ONEにとっては馴染み深い存在だ。
名参謀の顔も持つノウルズは、現ONEバンタム級キックボクシング世界王者のジョナサン・ハガティーのセコンドとして活躍している。
挑戦者の輝かしい経歴を考えると、クリークリャはキャリアで最も厳しい試練を味わうのかもしれない。