【1/10大会】健太最後まで闘志、センマニーに判定負け

1月10日(金)、タイ・バンコクで開かれた「ONE: A NEW TOMORROW 」で、山田健太(健太)は、ONEスーパーシリーズ・バンタム級ムエタイマッチに出場。本場のムエタイ戦士センマニー・サティアンムエタイ(タイ)と3ラウンドの全力勝負の後、ユナニマス判定で敗れたが、最後まで闘志を絶やすことはなかった。
22歳のセンマニームエタイの世界王者に7度輝いた実績の持ち主。第1ラウンド序盤から果敢に健太を攻め立て、ボディをめがけて強烈な左キックを繰り出した。健太は数発はしのいだものの、徐々にボディへのダメージが蓄積されていく。
第2ラウンドでは、センマニーが本領を発揮。健太は、鋭い左エルボーを食らって、左瞼をカット。レフェリーが止めに入り、インジャリータイムが取られた。
試合再開後センマニーは、健太のボディに容赦ない左キックを食らわせる。一方の健太もファイティングポーズを崩さず、果敢に前に出続けた。
第3ラウンド、センマニーはなおも健太のボディーにキックを放つ。健太はダメージを蓄積しつつも、最後まで諦めない姿勢を見せ、右パンチを繰り出し続けた。
フルラウンドの戦いの後、センマニーがユナニマス判定で勝利し、戦績を182勝26敗5分とした。
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