【10/16大会】澤田龍人パワーアップ「攻撃的にフィニッシュ狙う」
約10カ月ぶりに澤田龍人がONEチャンピオンシップの舞台に登場する。
10月16日(金)の「ONE: REIGN OF DYNASTIES II」で中国のストライカー、ミアオ・リータオとストロー級総合格闘技マッチで激突する。
澤田は「前回の試合から期間が空いてしまって、ファンの皆さんに戦う姿を見せられなかったが、今回はしっかりフィニッシュできるような戦い方を見せたい 」と、意気込んでいる。
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Posted by ONE Championship on Friday, August 16, 2019
澤田は、ONEの登竜門大会「ONEウォリアーシリーズ」出身の24歳。シンガポールのジム「Evolve MMA」のトライアウトに合格し、2019年2月に拠点を移した。同年8月の「ONE:DREAMS OF GOLD」でインドネシアの空手チャンピオンであるアジス・カリムにわずか69秒で一本勝ちし、上々のONE本戦デビューを果たした。
だがその年の12月、ONE本戦2戦目の「ONE:MARK OF GREATNESS」では、ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)のレスリングに苦戦。ユナニマス判定で苦杯を舐めた。
澤田は、その試合を「組まれてもこらえて打撃を当てて、という展開を考えていたが、相手にコントロールされてしまって、動けなかったのでそこがダメだった」と、振り返る。
「相手のペースに付き合わないでもっと自分が動いて、自分のペースに持って行けたら良かったと思う 」
「もともと戦い方がアグレッシブで一本、KOを常に狙うようにしている」という澤田は、前回の試合では自分らしさを存分に発揮できなかった、という思いがあるようだ。
そして今回の試合では「しっかり一本、KOできるように戦っていくので、そこを見てほしい」と話す。
今回の対戦相手のミアオは少林寺拳法仕込みの強打で知られており、プロ戦績は12勝4敗。ONEではシム・ブンスラン(カンボジア)や澤田のチームメイトでもあるデェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)を第1ラウンドでパンチでフィニッシュしている。
澤田はミアオを「体がデカくて、パンチが強くてKOもできるし、寝技でも勢いよくテイクダウンや投げを出してくる選手だ」と、評する。
最も警戒しているのはミアオの試合を決めるパワーを秘めた一発だ。
「(一番警戒しているのは)打撃。一発もらうと効くだろうから、それを気をつけたい 」
こうした強敵を相手に、澤田は待ちの姿勢ではなく、持ち味のアグレッシブさを生かして積極的に仕掛けようと考えている。
ブラジリアン柔術は紫帯、空手は黒帯の実力で「寝技でも打撃でもある程度は対処はできるので、どっちでも大丈夫なように練習はしてきた 」と話す澤田。
「距離が近いと打撃をもらうと思うので、自分の打撃が当たる位置から攻撃をして行って、テイクダウンや打撃を自分から仕掛けたい」
そして澤田は自分よりも大きな相手に対しても、決して引かない。身長は155センチメートルとミアオより10センチメートル低いが、「別に、そんなに気にしていない」と言う。
「自分よりでかい選手としかやってこなかったので、背がでかいとかリーチ差があるから怖い、というのは特にない 」
澤田の自信を後押しするのは、ベースアップした肉体だ。軽々とバーピーからバク転をやってのけるなど、元々身体能力の高さで知られていたが、新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で、グラップリングの練習が普段通りにはできなかったため、一層フィジカルの向上に取り組んだと言う。
「力がついたと思う。寝技の練習ができなかったので、ウエイトや打撃の練習が中心になったので、自分のフィジカルなどがレベルアップしたと思う」
こうした身体的変化に加えて、デェダムロンから受けた助言も澤田の自信を後押ししている。
「一発が危ないので警戒しなさい、と(デェダムロンに)言われた。しっかり自分のペースに持っていければ勝てる相手、と言われたのでしっかり自分のペースに持っていきたい」
ONE世界チャンピオンを最終的な目標に掲げる澤田は、この機会に激戦区のストロー級で自身の力をしっかりアピールしたいと意気込む。
「日本人選手が僕の階級は強いので、猿田(洋祐)選手やのび太(内藤禎貴)選手と戦える位置までいきたいと思う」
そのためにも今回の戦いは絶対に負けられない。