ステファー・ラハルディアン「レジェンド・のび太と対戦を」

Stefer Rahardian makes his return

ステファー・ラハルディアン(インドネシア)は、長期にわたって怪我の治療に取り組んでいたが、復帰戦ではストロー級のトップアスリートの1人と対戦したい、と思っている。

ラハルディアンは、膝の故障のために1年間活動を休止していたが、ユナニマス判定勝利を挙げたエイドリアン・マティス(インドネシア)戦以来の復帰を待ち望んでいる。

そんなラハルディアンは、この階級の重要なアスリートとの対戦を望んでいる。元ONEストロー級世界チャンピオンで現在2位コンテンダーの内藤禎貴(のび太)だ。

「次は内藤と対戦したい」と、ジャカルタ出身の34歳、ラハルディアンは語る。

「彼はONEチャンピオンシップと契約した当初、華々しい成績を残した有数のファイターで、(世界)チャンピオンになっている」

「また、ベルトを守っているときには、素晴らしい連勝記録を達成している。だからこそ、MMA界のレジェンドの一人と、特にONEチャンピオンシップのような(最大級の)団体の最大の舞台で戦いたいと思っている」

Japanese mixed martial artist Yoshitaka Naito attempts an armbar in his debut

ラハルディアンが知り尽くしているように、内藤は世界最大の格闘技団体に無敗記録と輝かしい評判を持ち込んだ。

内藤はその期待を裏切らず、ONEデビュー戦では2016年5月に当時無敗のタイトルホルダーだったデェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)に一本勝ちし、ONEストロー級世界王座を獲得。その5ヵ月後にジョシュア・パシオ(フィリピン)をフィニッシュして、その年を締めくくった。

“のび太 “はその後、アレックス・シウバ(ブラジル)にベルトを奪われたが、すぐに奪い返し、その後再びパシオに奪われた。



しかし、内藤はその熱心な努力、驚異的なレスリング、そして無限とも言える持久力のために、この階級での存在感を維持している。

このようなスキルセットを持つ内藤は、ラハルディアンにとって、魅力的な対戦相手だ。ラハルディアンもまた、努力を惜しまず、何度もハードな3ラウンドを戦い抜いた経験もあるし、カールソン・グレイシーのもとでブラジリアン柔術の茶帯を取得している。

「どちらが優勢かと聞かれれば、それが試合を作る要素のひとつだと思う。自分たちは最高のパフォーマンスをするために準備をする」

「特に(内藤のような)レジェンドと対戦するときは、最高の努力をする。グラップリング、打撃、レスリングなど、あらゆる面で優位に立てるように。しかし、それにはハードワークとチームでの並々ならぬ努力が必要だ」

Stefer Rahardian defeats Muhammad Imran

所属ジム「バリMMA」の強力なコーチ陣とトレーニングパートナーのおかげで、ラハルディアンは内藤に立ち向かうための必要な道具は備わっていると信じている。

ラハルディアンはこうした試合の行方を予想することはしないが、静かな自信を漂わせながら、いかなる事態にも備えるために、ジムでの長時間のトレーニングを続けていくつもりだ。

「努力をするときには、楽観的な見方も必要だけど、一生懸命頑張る、とだけ言いたい」

「まずは準備をして、自分の(最高の)努力をして行って、それから試合でどうなるかを見るべきだと思う」

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