【12/3大会】ONE Fight Night 5でフェザー級キック世界戦、スーパーボンvs.アラゾフ

Superbon Singha Mawynn Marat Grigorian ONE X 1920X1280 76

ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン(タイ) と、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ優勝者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ)によるONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチが、ついに行われることになった。

両者は12月3日(土)、フィリピン・マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで行われる「ONE Fight Night 5」で対決する。同大会は米国のゴールデンタイムで配信される大舞台だ。

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アラゾフは3月、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリで優勝。当初は10月の「ONE Fight Night 2」でスーパーボンに挑戦する予定だったが、負傷のため欠場していた。

一時はタイフン・オズカン(トルコ)が代わって挑戦者として出場することになったが、スーパーボンも試合が行われる週に欠場に。9月の大会には結局、アラゾフもスーパーボンも出場しなかった。

現在12連勝中と波に乗るスーパーボンは2020年7月のONEデビュー戦でシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に勝利。

2021年の初代ONEフェザー級キックボクシング世界王座決定戦でジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)をノックアウトし、その年の「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」に選出された。その後マラット・グレゴリアン(アルメニア)を相手に初防衛も果たしている。

アラゾフも同様に絶好調で、ONEデビュー戦ではエンリコ・ケール(ドイツ)に僅差の黒星を喫したものの、そこからトーナメントの頂点まで上り詰めた。

世界グランプリ初戦では2019年のグランプリ準優勝者のサミー・サナ(フランス / アルジェリア)を、準決勝ではスモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)をフィニッシュ。決勝ではシッティチャイをユナニマス判定で下し、トーナメント優勝者に贈られる銀色のベルトを手にした。

スーパーボン対アラゾフは当初10月に予定されていたため、両者ともすでに1度は事前のトレーニングキャンプを済ませている。このため、12月3日には、通常より準備が整った状態での世界タイトル戦に臨むことになるだろう。

また、「ONE Fight Night 5」ではこの他にもエキサイティングなマッチアップが行われるとすでに発表されている。ONEアトム級ムエタイ世界チャンピオンのアリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)とジャネット・トッド(米国)によるONEアトム級ムエタイ世界王座統一戦が行われ、ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)がONEデビュー戦となるウェルター級MMAマッチで、無敗のムラド・ラマザノフ(ロシア)と対戦する。

「ONE Fight Night 5」の最新情報については、今後もONE公式ホームページでお知らせする。

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