【10/1大会】ONE Fight Night 2に世界戦2戦追加、スーパーボン vs. アラゾフ, ムスメシ vs. ソウザ
アンジェラ・リー(シンガポール)と、ション・ジンナン(中国)のラバーマッチがメインを飾る10月1日 (土) の大会が発表されたばかりだが、ONEチャンピオンシップはさらに熱い2つの世界タイトルマッチを追加した。
「ONE Fight Night 2」では、ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン(タイ) が、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリ優勝者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ)を迎え、ベルト防衛に臨む。
もう1つのコーメインイベントでは、複数回ブラジリアン柔術の世界チャンピオンに輝いたマイキー・ムスメシ(米国)が、長年のライバル関係にあるベテランスターのクレベル・ソウザ(ブラジル)と、初代ONEフライ級サブミッショングラップリング世界タイトルを争う。
スーパーボンは2021年10月、キックボクシングのスター、ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)をノックアウトし、初代王座に輝いた。
さらに5ヶ月後、パウンド・フォー・パウンドとされるマラット・グレゴリアン(アルメニア)を相手に再び見事なパフォーマンスを披露。ユナニマス判定勝利を収めた。
対するアラゾフは29歳、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリの優勝者。初戦では2019年のグランプリ準優勝者のサミー・サナ(フランス / アルジェリア)を39秒でKOし、準決勝ではスモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)をフィニッシュ。そして今年3月の「ONE X」決勝ではシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に圧勝した。
この勝利で名誉ある銀色のグランプリのベルトに加え、1位コンテンダーの座を獲得。そして現王者のスーパーボンに挑戦することになった。
また、「ONE Fight Night 2」では、ONE初のサブミッション・グラップリングで世界タイトルマッチが行われる。5年にわたるライバル関係に決着を付ける注目の一線だ。
ソウザは2017年のIBJJFパン柔術選手権で、レフェリー判定でムスメシに勝利。
だが、ムスメシはその1ヶ月後、2017年のアブダビ世界プロ柔術選手権でポイントでソウザを上回り、リベンジを果たした。
そして今回の試合では、両者はブラジリアン柔術の歴史に名を刻むことになるであろう黄金に輝くタイトルベルトをかけて、ラバーマッチに臨む。
「ONE Fight Night 2」のその他の最新情報については、今後もONE公式ホームページでお知らせする。