【8/27大会】ムエタイGP準決勝、スーパーレック vs. ゴンサルベスが追加
ONEチャンピオンシップの北米のプライム・ビデオのゴールデンタイムで配信される初大会は、すでに多数のエキサイティングな試合が発表されている。
8月27日(土)にシンガポール・インドア・スタジアムで行われるこの歴史的な大会「ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson II」だが、さらに2試合が加わることになった。
すでに発表されている試合に加え、1位コンテンダーのスーパーレック・キアトモー9(タイ)と5位のボルター・ゴンサルベス(ブラジル)によるONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準決勝が追加されることになった。
また大会の第1試合では、元ONEウェルター級世界王者ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)と元ONEライト級世界王座挑戦者のユーリ・ラピクス(モルドバ)によるウェルター級MMAマッチが行われることになった。
パウンド・フォー・パウンドと名高いスーパーレックは、今年5月のONEフライ級ムエタイ世界グランプリ準々決勝で元ランカーの内藤大樹を圧倒。
キック、肘、プレッシャーを駆使して、トーナメントを勝ち進んだ。
対するゴンサルベスは準々決勝では、ホスエ・クルス(メキシコ)を35秒でノックアウトし、世界中のファンを驚かせた。
ゴンサルベスはまず、左フックをボディに放ち、頭部への膝蹴りでとどめを刺した。
今回の大会のメインカードは両者の対戦で幕を開ける。この試合の勝者は、勝者はこの後行われる現ONEフライ級ムエタイムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)とサバス・マイケル(キプロス)によるもう1つの準決勝の行方を注視するに違いない。
また、カデスタムとラピクスの試合の勝者は、次にウェルター級のトップコンテンダーと当たる可能性が高い。
カデスタムは、2019年にONEウェルター級世界タイトルをキャムラン・アバゾフ(キルギス)に奪われて以来、厳しい連敗を喫してきた。だが今年2月、ヴァミール・ダ・シウバ(ブラジル)を鮮やかにノックアウトし、見事復活を遂げた。
対する元ONEライト級世界王座挑戦者ラピクスは階級を上げて出場。2021年4月に米国の大スターのエディ・アルバレスとノーコンテストになり、物議を醸して以来の試合となる。
「ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson II」のフルカードは以下の通り。
ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson IIのメインカード
- (現王者) アドリアーノ・モラエス vs. デメトリアス・ジョンソン (ONEフライ級世界タイトルマッチ)
- (現王者) ノンオー・ガイヤーンハーダオ vs. リアム・ハリソン (ONEバンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- ロッタン・ジットムアンノン vs. サバス・マイケル (フライ級ムエタイ世界グランプリ準決勝)
- マーカス・アルメイダ vs. キリル・グリシェンコ (MMA – ヘビー級)
- アミル・アリアックバリ vs. マウロ・チリリ (MMA – ヘビー級)
- スーパーレック・キアトモー9 vs. ボルター・ゴンサルベス (ONEフライ級 ムエタイ世界グランプリ準決勝)
ONE FIGHT NIGHT 1: Moraes vs. Johnson IIのリードカード
- アミール・ナセリ vs. ジョナサン・ハガティー (フライ級ムエタイ世界グランプリ交替試合)
- ディアンドラ・マーティン vs. アンバー・キッチン (ムエタイ – キャッチウェイト58KG)
- 平田樹 vs. リン・ホーチン (MMA – 女子アトム級)
- ゼバスチャン・カデスタム vs. ユーリ・ラピクス (MMA – ウェルター級)