【9/27大会】ONE Friday Fights 81で武尊 vs. ブラック・パンサー、秋元皓貴 vs. エナッシ

Takeru HirokiAkimoto PressCon

9月27日(金)、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムから日本のゴールデンタイムで配信される「ONE Friday Fights 81」で、必見のキックボクシングマッチが2試合行われることになった。

まずは、武尊ブラック・パンサー(タイ)によるフライ級マッチ。さらに、元ONE世界チャンピオン同士の秋元皓貴イリアス・エナッシ(オランダ / モロッコ)がバンタム級マッチで対戦する。

これらの試合は7月31日(水)に東京であった記者会見で発表された。

武尊がONEチャンピオンシップに出場するのは2度目。

今年1月の「ONE 165」であったデビュー戦では、ONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーレック・キアトモー9(タイ)に挑戦した。

それまでに築き上げてきた世界有数のストライカーとしての評判に違わぬ激闘を繰り広げたが、5ラウンドの戦いの末に惜敗した。

再びスーパーレックとの対戦を熱望する武尊にとって、ONEでの初白星は必須だ。

対するブラック・パンサーは現在ONEで3連勝中。直近の試合出場は今年7月の「ONE Fight Night 23」で、アリ・サルドエフ(ロシア)を相手に衝撃的なKO勝利を挙げている。

世界的な知名度を誇る武尊との対戦が注目を集めることになるだろうことは承知しており、前評判を覆して勝てればフライ級キックボクシングのランキング入りを果たす可能性もある。

一方、秋元とエナッシの対戦は、激戦区のバンタム級キックボクシングに大きな影響を及ぼすことになるだろう。

秋元は現在2位コンテンダー。2022年3月にONEバンタム級キックボクシング世界タイトルを獲得したが、同年11月にペッタノン・ペットファーガス(タイ)に敗れて王座陥落した。

続いて今年5月の「ONE Fight Night 22」でウェイ・ルイ(中国)に判定負けを喫しており、タイトル戦線に踏みとどまるためにもここで勝利を挙げたいところだ。

対するエナッシは元ONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンで、2つ目のONEのベルトを狙う立場だ。

スーパーレックにONEで唯一の黒星を付けるなど、防衛に2度成功した後にベルトを返上。バンタム級に階級を上げ、2023年の「ONE Friday Fights 6」では、アリアスガー・ゴドラティサラスカン(イラン)をノックアウトしている。

今回の大会では、この階級の上位ランカーである秋元に勝ち、勢いをつけたいと意気込んでいることだろう。

どちらの試合もそれぞれの階級でトップコンテンダーが生まれる可能性がある。さらに、どの選手も一級の実力者であると証明されていることもあり、最高レベルの打撃バトルが期待できる。

9月27日の「ONE Friday Fights 81」に関する最新情報は、今後もONE公式ホームページでお知らせする。

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