【1/31大会】和田竜光、4連続で比大会「マニラが僕を呼んでいる」

Tatsumitsu Wada DC 8640

DEEPフライ級世界チャンピオンの和田竜光は2019年、“サムライスピリット”を見せつけてフィリピン・マニラで多くの新しいファンを獲得した。1月31日(金)にマニラで開かれる「ONE:FIRE & FURY」でも、ここまで無敗を誇る強敵イヴァニルド・デルフィノ(ブラジル)を相手に、再び全力を尽くして戦うつもりだ。

これまでフライ級トップクラスの選手と戦ってきた時と同じように、和田は相手を圧倒し、ファンを楽しませるため、ノンストップの攻撃を繰り広げるつもりだ。

和田の代名詞は流動的なボクシングのスタイルと圧倒的なグラップリング(組み技)のゲームだ。これによりONEではここまで2勝を挙げてきた。

さらに、負けはしたものの、ONEフライ級世界グランプリを制覇したDJことデメトリアス・ジョンソン(米国)との戦いで健闘し、賞賛を浴びた。ジョンソンは間違いなく、ここ数年の試合の中では最も苦しんだだろう。

デルフィノがどんな戦略で来ようとも、和田は対応し、そして勝つことができると信じている。

「寝技でも立ち技でも、よく動いていきたい」

「自分の強みはボクシングとスクランブル。試合の流れによっては(構えを)スイッチするときもある」

「相手の映像もデータもなく、相手がわからないのでどうなるかわからない。だが自分は立ち技も寝技もできるから、スタイルは変えていくかもしれない」



記録上では、31歳の和田はデルフィノの4倍以上のプロ戦歴があり、経験という面では大きなアドバンテージを持つ。だが和田は気を引き締める。

デルフィノはこれまで8試合しか経験していないかもしれないが、その全てで勝利を挙げている。しかもそのうち6勝はフィニッシュ勝ち。さらに、ブラジルの総合格闘技団体「Jungle Fight Chanpionship」のフライ級王者でもある。

「(試合経験は)あまり関係ないと思う。向こうはまだ負けたことがないから勢いがあるだろう」

自分が有利かどうかについて冷静に考えているかもしれないが、フィニッシュでも判定でも、とにかく勝ちに行くつもりだ。

Japan's Tatsumitsu Wada connects with an inside leg kick at ONE: DAWN OF HEROES

もしデルフィノが立ち技の勝負を嫌ってきたら、和田も巧みなグラップリングの技を披露して会場に詰めかけたファンを沸かせることだろう。

「ジョンソンとの試合では、集中できたし良い部分も出せた。それを次の試合でも出して、しっかり戦いたい」

「良い準備をして、良いコンディションで試合を迎えるつもり。その中で僕の動きを見て、見た人がそれぞれ何かを感じてくれるような試合ができればいいなと思う」

「4回連続でマニラでの試合になる。マニラが僕を呼んでいるので、また僕もマニラを呼んでいた。またマニラに行って、凄い盛り上がりを見せるお客さんの応援に乗って、いい試合をしたい」

マニラ|1月31日 (金) |ONE:FIRE&FURY|公式アプリで生中継(無料)|日本公式Twitter日本公式Instagram

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