ラカイのジェレミー・パカティウがONEとサイン
フィリピンの強豪「チームラカイ」のアスリートがまた1人、世界最大の格闘技団体に参戦する。
この度、ラカイ所属のフィリピンの新星、ジェレミー・パカティウがONEチャンピオンシップと正式に契約した。
チームラカイからは最近、ヘッドコーチであるマーク・サンジャオの息子のジャンロもONEと契約している。
「これは神が与えてくれたプランだと思っている。ONEに参戦するのにパーフェクトなタイミングだ」と、パカティウは話した。
「コーチ・マークから契約の話を聞いた時は、とても興奮して嬉しかった。だが、ONEチャンピオンシップではレベルの高いアスリートと戦うことになるので、緊張もしている。また、チームラカイのような有名チームの一員としてのプレッシャーもある」
「でも、目標を達成するために、自分の進む道に集中して、対処していきたい。先輩たちからは、倍の時間でトレーニングに集中するように言われている。なぜなら、大きな団体で多くのハイレベルな選手と戦うことになるからだ。だから、一生懸命トレーニングをしないといけない」
パカティウは25歳。ウーシューをバックボーンに持つ総合格闘家で、2015年からプロ転向。
アジア、アフリカ、中東、南米などを転戦し、10勝4敗の戦績を残している。最近ではフェリペ・エフラインに第1ラウンドTKOで勝利するなど、過去5試合中4試合で勝っている。
パカティウはONEチャンピオンシップの激戦区、総合格闘技バンタム級に参戦する。この階級にはチームラカイの同門、ステファン・ロマンや、前述のジャンロ・サンジャオ、そして元ONEバンタム級世界チャンピオンのケビン・ベリンゴンがいる。
パカティウのONEデビューは未定だが、チームメイトとともに世界の舞台で活躍するのを楽しみにしているようだ。
「短期的な目標は、ファンの皆さんの心をつかみ、良い試合をすること」と、語るパカティウ。「デビュー戦で印象的な勝ち方をしたいし、目標を達成するために努力しなければ」
パカティウやチームラカイの近況については、今後もONE公式ホームページでお伝えする。
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