【2/28大会】ティファニー・テオが三浦彩佳にTKO勝ち

15ヶ月間もの間ONEチャンピオンシップのケージ「ザ・サークル」から遠ざかっていたにも関わらず、ティファニー・テオ(シンガポール)が三浦彩佳を相手にTKOで勝利を挙げた。
2月28日(金)、シンガポール・インドア・スタジアムであった「ONE: KING OF THE JUNGLE 」でテオは第3ラウンド4分45秒、フィニッシュ勝利を決めた。
第1ラウンド、スクランブルの後サイドコントロールを奪い、三浦はアームトライアングルでフィニッシュまであと一歩のところまでテオを追い詰める。
ラウンドの残り時間2分強、テオはピンチを迎えたが、なんとか逃げおおせ、ラウンド終了前にパンチを見舞った。
テオは第2ラウンド、足を使って間合いを保ちつつ左フック、右ストレートのコンビネーションを命中させ、徐々に試合をコントロールし始める。三浦は第1ラウンドの勢いが嘘だったかのように、攻撃に転じることができない。
最終ラウンド、なおもテオは打撃で攻め立てる。テオはパンチやキックを命中させ、最後の力を振り絞って追う三浦に前に出るように仕向ける。
一方の三浦は、テイクダウンを狙って相手の足にしがみついたが、テオは上から打撃をボディに見舞い、残り時間15秒でレフェリーが試合を止めた。
この勝利でテオの戦績は9勝1敗に。ONE女子ストロー級世界チャンピオンのション・ジンナン(中国)との再戦をたぐりよせた。