【2/28大会】トロイ・ウォーゼン、3連続フィニッシュ勝利狙う
ONEチャンピオンシップで2019年、好発進を切ったトロイ・ウォーゼン(米国)は、今年もその勢いを維持したいと決意している。
2月28日(金)のシンガポール大会「ONE: KING OF THE JUNGLE 」で、これまで無敗のウォーゼンは、バンタム級きってのフィニッシャーであるマーク・フェアテックス・アベラルド(ニュージーランド / フィリピン)と対戦する。
この階級のトップに駆け上がるため、今年中に4、5回出場を目指しているウォーゼン。今は、この危険なノックアウト・アーティストを相手に勝利を上げようと、集中している。
「2020年に起こるであろうことをとても楽しみにしているが、一戦一戦を大切にしている」と、ウォーゼン。
「どんな相手も見くびることはできない。今は、2月28日に照準を絞っている」
ウォーゼンは6勝無敗と完璧な記録を保っており、昨年7月のONEデビュー以来、素晴らしいパフォーマンスを披露してきた。
全米大学レスリング協会(NCWA)のチャンピオンであるウォーゼンは、2019年7月の「ONE: MASTERS OF DESTINY」でチェン・ルイ(中国)を相手に、卓越したレスリングスキルを発揮。グラウンドパンチで第2ラウンドTKO勝ちを決め、快心のデビューを飾った。
4ヶ月後、シンガポールであった「ONE: EDGE OF GREATNESS」ではチェン・レイ(中国)を相手に再びフィニッシュ勝利。
26歳のウォーゼンは、この2勝を挙げた後、シンガポールのメガジム「Evolve MMA」のチームに加わり、第二の故郷となったこの土地で行われる今回の大会を心待ちにしている。
「シンガポールで戦えるのは素晴らしいこと」
「最初から観客のサポートを受けられる。いつでも試合に出るときは、米国を代表するのと同様に、シンガポールを代表している気持ちだ」
ウォーゼンは、次なる対戦相手に対する尊敬の念も表明しつつ、警戒も怠らない。
対戦相手のアベラルドは、ONEの登竜門大会・番組である「ウォリアーシリーズ」出身。本戦出場後も、2019年2月の「ONE: CLASH OF LEGENDS」でそれまで無敗を保っていた竹中大地を敗り、その後「ONE: DAWN OF VALOR」ではアイデン・ジュマイ(中国)をユナニマス判定で下した。
「彼は本物のファイターだ。これは自分が彼を尊敬する点であり、彼の強みであると思う」
「試合では戦い抜く。竹中戦では、負けそうになったが、起き上がれなくても、肘を入れるなど、反撃の手を止めなかった。勝つための道を見出して、あのフィニッシュ勝利を得た」
ウォーゼンは、このアベラルドの資質で、ファンの前でエキサイティングな試合ができると信じている。
「ほとんどの人が典型的なストライカー対グラップラーの試合を望んでいると思うし、自分の打撃スキルにはあまり期待していないとは思う。けれども、意外な面を見せて驚かせることができると思っている」
「レスリングには自信がある。グラウンドで戦おうと思えば、グラウンドで戦えるし、ハイレベルなグラップラーだともっと大変だと思う。だが、マーク・フェアテックスは、勇敢なアスリートだし、寝ていても肘を打ってくるだろうから、細心の注意を払わないと行けない」
「つまり、このスタイルの対決は自分にとても合っている」
アベラルドもこれまでに11度のノックアウト勝利を挙げているが、ONEで驚異的なフィニッシュ勝利を2度挙げた今、ウォーゼンは、今大会でもフィニッシュ勝利で連勝をすると自信を見せる。
「最近の第2ラウンドTKO勝ちでそこそこ知られるようになったから、この流れを続けられると思っている」
「こういうフィニッシュ勝利が毎回できて有名になれれば最高だ!」
シンガポール|2月28日 (金) |ONE:KING OF THE JUNGLE|公式アプリで生中継(無料)|日本公式Twitter|日本公式Instagram