【11/16】北京大会「ONE:AGE OF DRAGONS」エナッシが初防衛戦
ONEチャンピオンシップは11月16日(土)、中国・北京で「ONE:AGE OF DRAGONS」を開く。世界タイトル戦2試合を含め、見どころ満載の試合が続く。
中でも注目したいのが、ONEフライ級キックボクシング世界王者のイリアス・エナッシ(オランダ、35勝3敗)が初防衛に挑む一戦だ。
対戦するのは地元中国の出身で、中国のキックボクシング団体「クンルン・ファイト(KLF)」世界王者のワン・ウェンフェン(40勝7敗1分)だ。エナッシは8月のONEデビュー戦と同じく、ホームの選手との対戦になる。
エナッシとワンの対決は、実はこれが1勝1敗で迎える3度目だ。2014年の初対決は、エナッシがホームで判定勝ち。2017の2度目の対戦ではワンがホームで判定勝ちを収めていた。
両者は今回、フライ級最強のキックボクサーを決めるため、最長5ラウンドの試合に臨む。
コーメインイベントはONEライトヘビー級キックボクシングのの初代王者の座を賭けて、強打の2人が対決する。
注目は、ノックアウトアーティストとして名高いタリック・ケバベス(モロッコ、46勝5敗1分)。これまでONEスーパーシリーズでは破竹の4連勝中だ。
対戦相手はウクライナのローマン・クリークリャ(44勝7敗)。彼もまた、フィニッシュを決める能力の高さで知られる選手だ。
両者は既にキックボクシングの世界王者だが、今回はキックボクシング界最強の地位を賭けてぶつかることになる。
日本からは、修斗の環太平洋フェザー級チャンピオンの竹中大地(12勝1敗1分)が参戦。ユサップ・サーデュラエフ(ロシア、17勝5敗1分)と対戦する。
「ONE:AGE OF DRAGONS」ではまた、ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ、201勝72敗4分)がサーシャ・モイサ(ウクライナ、39勝8敗)と対戦する。
加えてインドのレスリングスターのリトゥ・フォガットが、待望の総合格闘技デビューを果たす。相手は国際競技空手協会(ISKA)ウェルター級世界王者で、今回がONEデビュー戦となるヨリーナ・バース(オランダ、46勝0敗3分)だ。
予定されている試合の最新情報は、こちらのリンクで確認できる。