【10/25】ジャカルタ大会「ONE:DAWN OF VALOR」に2つの世界戦
10月25日(金)にインドネシア・ジャカルタで開かれる「ONE:VALOR OF DAWN」で、ONEチャンピオンシップの2人の世界王者がベルトを守る戦いに挑む。
ONEウェルター級世界タイトル戦では、王者ゼバスティアン・カデスタム(スウェーデン)がキャムラン・アバゾフ(キルギスタン)の挑戦を受ける。ONEライト級キックボクシング世界タイトル戦では、レギン・アーセル(オランダ)が長きに渡るライバル、ニキー・ホルツケン(オランダ)と対戦する。
同イベントではこの他、地元インドネシアのヒーローや、メジャー大会初参戦の有望株など、数多くの試合が組まれている。
メインイベントに登場するカデスタムは、ONEでの4勝全てをノックアウトで挙げている。
前回の試合は今年3月「ONE:REIGN OF VALOR」で、ゲオルギ・キチギン(カザフスタン)との対決。第2ラウンドに強烈な左エルボーを顔面にヒットさせ、14連勝と絶好調のキチギンをTKO勝ちで下していた。
対するアバソフは、見事なフィニッシュでの勝利を立て続けに決め、世界戦への挑戦権を獲得した。2018年12月「ONE: DESTINY OF CHAMPIONS」では、アギラン・ターニ(マレーシア)を第1ラウンドで撃破。今年5月「ONE: FOR HONOR」では、日本の総合格闘技界の伝説的存在である岡見勇信を相手にノックアウト勝ちを収めていた。
コーメインイベントはオランダ勢同士のライバル対決だ。今年5月にシンガポールで開かれた「ONE:ENTER THE DRAGON」以来の再戦となる。
前回の試合では、アーセルが飛び膝蹴りで決めたノックダウンが効いて、最終的にユナニマス判定でホルツケンを下していた。
ホルツケンは判定に不満はないが、ノックダウンされた後も素晴らしい戦いぶりを見せていた。彼は何度も世界チャンピオンに輝いた実力の持ち主だ。今回の対戦では違う結果をもたらせると確信している。
2つの世界タイトル戦に加え、同イベントでは計15試合を予定している。
ONEデビュー戦を迎える選手としては、ジョン・リネカー(ブラジル)がムイン・ガフロフ(タジキスタン)を相手に、バンタム級総合格闘技マッチを戦う。さらにジョニー・ヌネス(米国)が元パンクラスライト級世界王者の徳留一樹を相手に、ライト級総合格闘技マッチを戦う。
予定されている試合の最新情報は、こちらのリンクで確認できる。