【2/28大会】シンガポールでスタンプがキック防衛戦「ONE: KING OF THE JUNGLE」
2月28日(金)、ONEチャンピオンシップが、シンガポール・インドアスタジアムで開催する大会「ONE: KING OF THE JUNGLE」で2つの世界タイトルマッチが行われる。
メインイベントでは、タイのキックボクシングとムエタイの2冠女王のスタンプ・フェアテックスが、ONEアトム級キックボクシング世界タイトルの防衛に挑む。対するは、昔からのライバル、米国のジャネット・トッドだ。
コーメインイベントでは、ONEストロー級キックボクシング世界チャンピオンのサムエー・ガイヤーンハーダオとロッキー・オグデン(オーストラリア) が、初代ONEストロー級ムエタイ世界タイトルをかけて戦う。
スタンプは、ONEにデビューした当初から無敵の強さを発揮してきた。
2018年10月の「ONE: KINGDOM OF HEROES」のデビュー戦で、チュアン・カイ・チンからONEアトム級キックボクシング世界タイトルを奪取した。
続いて昨年2月の「ONE: CALL TO GREATNESS 」で、スリルあふれる接戦の末にトッドを破り、ONEアトム級ムエタイ初代王者の座をつかみ、ONE初の2競技での世界チャンピオンとなった。
総合格闘技でも3戦をこなし、圧倒的なパフォーマンスを披露し続ける22歳のスタンプが、今大会ではキックボクシングに復帰する。
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トッドはスタンプとの初試合で、ベルトに一歩届かなかったが、直近3試合での優れたパフォーマンスで、再び挑戦者となる権利を手にした。
トッドは昨年5月の「ONE: WARRIORS OF LIGHT」で中国のストライカーであるワン・チンロンと対戦し、第2ラウンドでTKO勝ちを決めた。続いて7月には「 ONE: MASTERS OF DESTINY」でチュアン・カイ・チンをマジョリティ判定で敗った。
10月には東京・両国国技館で開かれた「ONE:CENTURY 世紀」のムエタイ戦でエカテリーナ・ヴァンダリーバを相手に強烈なヘッドキックを決めてノックアウト勝ちを収めた。
今回のスタンプとの再戦では、キックボクシングルールでの対戦となる。
コーメインイベントに登場するONEストロー級キックボクシング世界チャンピオンのサムエーも、同階級でもう1つのベルトを目指す。
36歳のサムエーは2018年5月の「ONE: UNSTOPPABLE DREAMS」で、第4ラウンドにセルジオ・ヴィールセンをノックアウトし、初代ONEフライ級ムエタイ世界王者となった。
翌年タイトルを失ったが、階級を落とし、キックボクシングに転向。昨年12月の「 ONE: MARK OF GREATNESS 」でワン・ジュングァンと対戦し、初代ONEストロー級キックボクシング世界チャンピオンのベルトを巻いた。
今回は、バックボーンであるムエタイに復帰し、古巣の階級であるストロー級で戦う。
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対するオグデン は、ムエタイの奇才とも称されており、オーストラリア・クイーンランドの「ブンチュウジム」で、伝説のストライカー、ジョン・ウェイン・パーの指導を受けている。
オグデンは、数年間タイ・バンコクで戦い、世界プロムエタイ連盟(WPMF)バンタム級世界チャンピオンに輝いた実績を持つ。現在の戦績は36勝5敗1分。
日本からは、江藤公洋、秋山成勲、三浦彩佳、山口芽生、秋元皓貴の5人が参戦する。
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