【10/25大会】電撃ボクシング、ワン・ジュングァンが1RTKO勝ち
10月25日(金)の「ONE:DAWN OF VALOR」で、ワン・ジュングァン(中国)は第1ラウンドで鮮やかなフィニッシュを決め、ONEスーパーシリーズでの今後への期待を高めた。
インドネシア・ジャカルタで、オランダのキックボクシング団体「Enfusion」の世界王者であるワンはプロキックボクシング団体の「World Kickboxing Network」の2階級世界王者フェデリコ・ローマ(アルゼンチン)と59㎏キャッチウェイトで対戦。記憶に残る鮮烈なパフォーマンスで勝利を収めた。
Chinese kickboxing phenom Wang Junguang 🥊 KNOCKS OUT 🥊 Federico Roma in a dominant ONE Super Series debut!📺: How to watch 👉 bit.ly/ONEDAWNVALOR🏨: Book your hotel 👉 hotelplanner.com📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop Official Merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, October 25, 2019
序盤から激しく攻めるローマだが、派手な衣装を身にまとったワンはすぐに自分のリズムを掴み、鋭いパンチや蹴りを繰り出して優位に立った。
ローマは距離を詰めてプレッシャーをかけようと試みる。だが、ワンは相手のパンチが当たるのも構わず足を進め、逆に力強いパンチを直撃させた。
第1ラウンド中盤、ワンの胸への前蹴りでローマがマットに倒れる。これがワンにとってのブレイクスルーとなった。ローマは立ち上がるが、ワンはフックを連打。再度ローマはダウンした。この時点で、第1ラウンドは残り1分。
勝利をほぼ確信したワンだが、焦りはしなかった。我慢強くベストな機会を窺い、完璧な右パンチをカウンターで決め、ローマは背中から倒れ込んだ。
ローマは素晴らしい粘り強さを見せ、再度カウント前に立ち上がる。だが、ワンは勢いを緩めず、ガードを崩して力強い前蹴りを決めた。フェンスに背中を押し付けられたローマは猛烈なパンチの連打をまともに受け止めるしかなかった。
まったく反撃できないローマを見て、レフェリーの大成敦は割って入りストップをかけた。第1ラウンド2分59秒でのことだった。
24歳のワンは、これまでのキャリアで最高の勝利を手にした。ファンは、今後、この才能豊かな中国人ストライカーのONEスーパーシリーズでの活躍を胸を躍らせて待ち望むに違いない。