【1/14大会】ONE: HEAVY HITTERS、メインはション Vs. 三浦彩佳
ONEチャンピオンシップは2022年の最初を飾るイベントに、多くのパワーを注入する。
1月14日(金)、ONEはシンガポール・インドア・スタジアムで「ONE: HEAVY HITTERS」を開催する。メインイベントではONE女子ストロー級世界チャンピオンのション・ジンナン(中国)が4位コンテンダーの三浦彩佳を迎えタイトル防衛に臨む。
さらに、総合格闘技のレジェンドのハビブ・ヌルマゴメドフの”愛弟子”、ザイード・イザガクマエフもONEデビューを迎える。
ションは総合格闘技女子ストロー級の圧倒的な存在だ。
戦績は16勝2敗、2018年1月に初代ONE女子ストロー級世界王座に就き、以来防衛に5度成功している。
さらに、ONE女子アトム級世界王者のアンジェラ・リー(シンガポール)、1位ストロー級コンテンダーのティファニー・テオ(シンガポール)、2位ストロー級コンテンダーのミッシェル・ニコリニ(ブラジル)にも勝利している。3度ノックアウト勝利を決めており、これは女子ストロー級で最多。
対する三浦は、キャリア通算戦績11勝3敗(1無効試合)で、フィニッシュ率は64%。ONE参戦以来、4度一本勝ちを決めているが、その全てはトレードマークのスカーフホールド・アメリカーナによるもの。
女子ストロー級で、サブミッションで3勝という最多記録を持っている。
これらの記録更新と、ONEの世界タイトルをかけ、1月14日にONEのケージ「サークル」対決する2人。この試合では、劇的フィニッシュの期待大だ。
また、11年にわたってヌルマゴメドフとトレーニングしてきたイザガクマエフもいよいよONEデビューを迎える。
イザガクマエフは、サンボ世界チャンピオンで、総合格闘技の戦績は19勝2敗、フィニッシュ率は74%。そのほとんどはサブミッションによるもの。
ONEデビュー戦の相手は、元ONEウェルター級世界タイトル挑戦者で、その後ライト級に転向したジェームズ・ナカシマ(米国)。
ナカシマは、戦績は12勝2敗、主にレスリングのバックボーンで知られるサウスポー。キックボクシングのスター、ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)の下で打撃のトレーニングも重ねてきた。
今回、イザガクマエフを倒せれば、ONE公式ランキング入りする可能性もある。
「ONE: HEAVY HITTERS」のコーメインイベントは、キックボクシング世界ライトヘビー級チャンピオンのローマン・クリークリャ(ウクライナ)が、ムラト・アイグン(オランダ / トルコ)を迎えての防衛戦。
また、すでに発表されているバンタム級ムエタイのトップコンテンダー同士の対戦、セーマペッチ・フェアテックス(タイ)対タワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)も行われる。
その他のカードは近日中に発表予定。
また、ONEは2022年のイベントカレンダーの第1四半期の日程を確定させた。
2022年の2番目のイベント「ONE: ONLY THE BRAVE」は1月28日に開催。2月11日、2月25日、3月11日、3月26日にもライブで大会を中継する。