上久保周哉を倒す!サーデュラエフが描く王者への道
8月16日に開かれる「ONE:DREAMS OF GOLD」で、「マエストロ」ユサップ・サーデュラエフが上久保周哉と対戦する。5月に一時、フェザー級で出場していたが、なじみのバンタム級に戻り、世界タイトル挑戦のチャンスを窺う。
サーデュラエフ、上久保の両選手とも現在、ONEチャンピオンシップのバンタム級で3連勝中だ。4連勝になれば目標とする世界タイトル戦への挑戦がぐっと現実味を増すと、サーデュラエフは考える。
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Posted by ONE Championship on Thursday, August 8, 2019
「フェザー級もいい感じだったし、うまくやっていけたと思う。でもバンタム級が、自分にとってのホームなんだ。ここで戦うことが自分のスタイルだ」
「今の目標はトップになること。なんとしても年内に、タイトル戦の挑戦者になってみせる」
バンタム級の世界タイトル戦は10月13日の「ONE:CENTURY 世紀」で、ビビアーノ・フェルナンデスとケビン・ベリンゴンの間で争われる。その次の挑戦者として名乗りを挙げたいアスリートは無論、サーデュラエフだけではない。
「上久保は連勝中だし、試合の中身もいい。例えば前回のキム・デファンもそうだが、強敵を何人も破ってきている」
「彼は尊敬に値する偉大なレスラーだ。体力もあるし若い。対戦相手になれて光栄だ」
サーデュラエフは立ち技にも不安はないが、やはり最大の強みはグラップリングだ。上半身を固めての絞め技や、相手を抑え込んでからの連続強打ー。ONEでの過去3人の対戦相手は一様に、なすすべをなくした。
これまでの対戦相手は、あまりスキルがなかったとも言える。だが、彼のバランスの取れた能力と戦術をもってすれば、上久保も止められると、サーデュラエフは信じている。
「上久保は柔道出身。自分はフリースタイルのレスリング出身で、グラップリングが得意だ」
「十分勝てる。 向こうの方が肉体的に強いとは思っていないし、技術は自分の方が上だ」
サーデュラエフは上久保の唯一の強みを、その若さと見る。そのためコンディショニングで不利にならないよう、あらゆる対策を講じてきた。
さらに彼は、選り抜きのトレーニングパートナーと組んで、今回の試合に備えてきた。
「ONEにも参戦しているマラット・ガフロフとマゴメド・マゴメドフに手伝ってもらったんだ」
「ダゲスタンで始め、今は(タイの)プーケットにいる。そろそろ気候に順応できたところさ」
バンコク | 8月16日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)