「ONE SCRAMBLE vol.2」(1.20.2020) イベントリポート:『OWSトライアウトが3月大阪に決定 / ONEマニラ大会・ジャカルタ大会出場6選手が必勝宣言』

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 1月31日(金・現地時間)にフィリピン・マニラで開催される『ONE:FIRE & FURY』、2月7日(金・現地時間)インドネシア・ジャカルタのイストラ・スナヤンで開催される『ONE: WARRIOR’S CODE』の2大会の記者会見が、1月20日(月)都内にて行われた。
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ONEチャンピオンシップ日本支社の秦“アンディ”英之代表からの挨拶で会見が始まった。「会見の前に日本青年館で日本スポーツマンクラブ財団の新年会があり顔を出したところ、たくさんの方々から『格闘技って盛り上がってるね』という嬉しい言葉をたくさん頂きました。今、日本の格闘技界は非常に盛り上がりを見せています。その最先端で、しかも世界の最先端で本気になってやっている選手のうち6名が本日出席しています。これから会見の場を多く設けていき、より多くの人々に知っていただくため、発信する場を多く設けていきたい。かつ、世界の頂点に立つ、より多くの日本人選手を出していきたいというのを今年の明確なミッションとして頑張っていきたいと思います」と意を述べた。

現在、ONEの大会スケジュールは1月10日のバンコク大会から6月20日までの中国大会の上半期の大会日程のみ発表されているが、今年は計50大会の開催を予定。新たに3月上旬に大阪で人材発掘リーグの「ONE WARRIOR SERIES」(ONEウォリアーシリーズ[OWS、ONE若手発掘のためのリアリティ番組・大会])のトライアウトを開催することが決定した(詳細は後日発表)。元世界ミドル級王者で今大会の監修を務めるリッチ・フランクリンは「有望な選手と会えることを楽しみにしてます」とビデオメッセージを送っている。

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続いて、マニラ大会に出場する佐藤将光選手(坂口道場/FIGHT BASE都立大)、和田竜光選手(フリー)、MOMOTARO選手(OGUNI-GYM)が会見に登場し、意気込みを語った。

佐藤将光選手(クォン・ウォンイル[韓国]と対戦)「相手は1Rの早い段階で仕留めにくる選手。次の試合に向けて今までやってきたこと5分3Rで全部出し切って仕留めにいきます。応援してくれる人と一緒に熱くなれれば」と抱負。現在5連勝と勢いに乗っているが「最近、試合の度に終わりを意識するようになったので常に悔いなく全力でいきたい」とし、ONEのベルトについては「もちろん狙いたい。格闘技人生が続く限りは常に上を目指して熱い試合をして、熱い舞台で戦いたい」とした。

和田竜光選手(イヴァニルド・デルフィノ[ブラジル]と対戦)「4回連続でマニラで試合をします。マニラが僕を呼んでいるので、また僕もマニラを呼んでいました(笑)。またマニラに行って、凄い盛り上がりを見せるお客さんの応援に乗って、いい試合をします」と好試合を予告。相手については「まだ試合映像は見つからず、どういうスタイルかはわかりません」といい、「相手をコテンパンにやっつけてまた日本に帰ってきたい思います。チャンスがあれば、おたつロック(バックから攻める四の字ロックの変形)を出していきたい」と勝利宣言した。2020年の目標を聞かれると「ケガをしないで風邪を引かないで元気に練習をして試合で結果を出すという、当たり前のいつも通りの日々を送りたい」という。

MOMOTARO選手(元ONEキックボクシング・フライ級王者ペッダム・ペッティンディーアカデミー[タイ])「ペッダムはあのロッタンと1勝1敗の戦績があり、ペッダムが勝つと思っている人が多いと思いますが、そこをひっくり返して勝ちたい」「今年30になり、今が一番動けると思うので一戦一戦で絶対に勝つ気持ちを持って臨みたい」と金星を狙う。ペッダム対策については「左の攻撃が強いのでそこで何かの攻撃を合わせられたら。そしてオープンフィンガーグローブならチャンスがあると思います。次もあのグローブなので一撃を食らわせたいですね。3Rしかないのでこちらから仕掛けていきたい」と序盤から仕掛けていきたいと話す。また、2017年11月に対戦経験のある内藤大樹がONEの同階級で活躍しているが、「同じ日本人選手として一緒に日本人の強さを見せていきたい。一度負けているのでONEの舞台で内藤選手へのリベンジも狙っていきたい」とした。

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続いて、ジャカルタ大会に出場する松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)、平田樹(K-Clann)、内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)が登壇。

松嶋こよみ選手(昨年8月にマーティン・ニューイェンが保持するONEフェザー級王座への挑戦失敗から再起戦)「前回タイトルマッチで負けてしまいベルトから遠ざかってしまいましたが、今回の試合を機に上位浮上してベルトを巻けるように頑張ります」と意気込みを語る。対戦するキム・ジェウォン(韓国)戦に向けては「凄く勢いのある打撃中心の選手ですが、僕の打撃を当てて殴り倒す勢いでいきます」とした。

平田樹選手(ONE3連勝を狙う)「2020年一発目の試合で勝って年内にスタンプ選手と戦いたい」と打倒スタンプへの目標を掲げる。今回のビー・ニューイェン(アメリカ/ベトナム)戦に向けては「ムエタイの打撃の選手ですが、打撃にこだわらず自分の得意な寝技で仕留めます。上に行く階段を上がるためにもしっかりと倒さないといけない」と一本勝ちを予告。また、新成人となりプライベートでの目標を聞かれると「独り暮らしをして犬を飼いたい」と二十歳の女の子らしいコメントで会場を和ませた。

内藤大樹選手(サバス・マイケル(キプロス]と対戦)「今回強い相手を用意されてONEに試されていると思います。ここでしっかり勝って日本人でもムエタイで通用する事を証明したい」という。マイケル対策については「ムエタイのテクニックがあり、ガンガン来る選手ですが、カーフキックをガンガン蹴って重い一発を当ててフィニッシュしたい。自分は何でも倒せる武器があるのでKOを期待して下さい」と力強くKO勝利を予告していた。

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