【12/3大会】ONE Fight Night 5でケイド・ルオトロが防衛戦、挑戦者はマテウス・ガブリエル
ONEライト級サブミッショングラップリング世界王座に就いたばかりの19歳のケイド・ルオトロ(米国)が12月3日(土)の「ONE Fight Night 5」で、防衛戦を行う。
挑戦者は、複数回ブラジリアン柔術の世界チャンピオンになったマテウス・ガブリエル(ブラジル)。このため、同大会では4つの世界タイトルマッチが行われることになった。
ルオトロは10月の「ONE Fight Night 3」で、4度サンボの世界チャンピオンになったウアリ・クルジェフ(ロシア)を試合開始約4分でヒールフックで仕留め、初代王座に就いたばかり。
今年5月の「ONE 157」のONEデビュー戦でも元ONEライト級世界王者の青木真也に、判定勝ちを収めている。
MMAとサンボベースのグラップラーを倒したルオトロは、今回の試合では世界有数のブラジリアン柔術家と対戦する。
2018年から黒帯となったガブリエルは、テクニックと戦略の達人。チェックマット所属で、IBJJF世界王者に2度、着衣とノーギで1度ずつ合計2度IBJJFパンアメリカン王者になっている。
ガブリエルの磨き抜かれたテクニックと複雑なガードと、ルオトロの容赦ないペースとノンストップのサブミッション狙いの戦いぶりがぶつかり合う、ハイレベルな対戦になるだろう。
この試合の勝者はONEチャンピオンシップのベルトを獲得するばかりではなく、パウンド・フォー・パウンドのトップ・グラウンド・ファイターとしての地位も得る。
サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチが加わったことで、「ONE Fight Night 5」はONEチャンピオンシップが行うMMAとムエタイ、キックボクシング、サブミッション・グラップリングの全4競技の王座が争われる初の大会となる。
これまでに確定しているメインカードの5試合は以下の通り。
確定済みの「ONE Fight Night 5」のメインカード
- ライニアー・デ・リダー vs. アナトリー・マリキン (ONEライトヘビー級MMA世界タイトルマッチ)
- スーパーボン vs. チンギス・アラゾフ (ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- アリシア・ヘレン・ロドリゲス vs. ジャネット・トッド (ONEアトム級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- ケイド・ルオトロ vs. マテウス・ガブリエル (ONEライト級サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ)
- ムラド・ラマザノフ vs. ロベルト・ソルディッチ (MMA – ウェルター級)
12月3日の大会の最新ニュースは、今後もONE公式ホームページでお知らせする。