ジャスール・ミルザムハメドフ、禁止薬物陽性、ONEと契約解除
ヘビー級MMAアスリートのジャスール・ミルザムハメドフ(ウズベキスタン)が運動能力を向上させる禁止薬物の陽性反応を示していたことがわかった。これを受け、「ONEアンチ・ドーピング·プログラム」のガイドラインに基づき、ミルザムハメドフは半年間のMMA競技出場停止処分となった。
国際ドーピング検査管理機構(IDTM)により採取されたミルザムハメドフの検体から、世界反ドーピング機関(WADA)が禁止している代謝調節薬が検出された。
ミルザムハメドフは、出場停止処分に加え、ONEチャンピオンシップとの契約も解除された。
ミルザムハメドフは36歳。無敗のヘビー級アスリートとして2022年6月にONEにデビュー。オーストラリアの新星、デューク・ディディエをスプリット判定で下した。12月の「ONE Fight Night 5」ではオマール・ケイン(セネガル)にユナニマス判定で負け、キャリア初の黒星を喫していた。